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屋根アングルを使用する程ではない緩い傾斜は平置台設置です!

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屋根アングルを使用する程ではない緩い傾斜は平置台設置です!

屋根アングルを使用する程ではない緩い傾斜は平置台設置です!

2023/12/10

『屋根にエアコン室外機を設置して欲しいんですけど』

というご希望が最近多いです

実際現場調査にお伺いすると、

『ここの下屋は緩い傾斜になるので、屋根アングルではなくて平置台になります』(画像1・2枚目)

ちなみに屋根アングルはこちらです(画像3枚目)

一般のお客様には、どちらが適切なエアコン部材なのか?

分からないと思います!

こちらのブログで詳しく解説していきましょう

 

1 屋根アングルか?平置台か?

ベランダや地上設置と異なり、設計段階で室外機を設置する場所が屋根の上である事は多いです!

傾斜のある屋根の上に室外機を設置する事になるので、

『室外機を屋根へ固定するための金属製アングル』

がエアコン部材に必要という事になります

 

1.1 屋根アングルor平置台の選択方法は?

一般的に屋根は勾配が付いているものですが、

どのアングルを使用するにしても、

『その製品の適用勾配の範囲内で施工出来るのか?』

は重要なポイントとなります

最終的な判断は、ご近所であれば現場調査が可能ですが、

県内でも遠方であれば画像での判断となります

 

1.2 各アングルの適用勾配の比較!

当店が使用するアングルは、主に日晴金属製なのですが、

それぞれの部材の“適用アングル”の比較をしましょう!

 

日晴金属製:C-YG屋根アングル(ノーマルタイプ)

適用勾配:14~30°

水平方向:0~17°

C-YG屋根アングルの詳細スペックはこちら

 

日晴金属製:C-NG平置台

適用勾配:0~32°

水平方向:-6.2~10°

“直角置き”の場合

適用勾配:0~13°

水平方向:-2.3~10°

 

C-NG平置台は、C-YG屋根アングルのカバーしきれない、0~13°以下の緩い傾斜までカバー出来る事が分かると思います!

適用勾配の範囲外なのに、改造して取り付け出来ました!

というのも、開発コンセプトから逸脱する応急処置だと思います!

エアコン部材は、そこにあった部材選択が大変重要になってきます!

 

2 緩い傾斜で使用するC-NG平置台のスペック

メーカー:日晴金属製

分類:クーラーキャッチャー

型番:C-NGクーラーキャッチャー(平置台)

用途:平地・傾斜置

材質:高耐食溶融亜鉛メッキ鋼板

仕上げ:塗装

色:アイボリー(2.5Y8.5/1)

使用荷重:80kg

固定寸法/横幅(W):300~700mm

固定寸法/奥行(D):160~340mm

適用勾配:0~32°(水平-6.1/10)直角置き0~13°(水平-2.3~10℃)

単品重量:4.7kg

※C-YG屋根アングルと⇔C-NG平置台のスペックの違う部分を赤く協調しております

 

・『ワンタッチフレーム』フレームが平行四辺形で畳まれた状態で梱包されており、展開してから脚を起こし固定可能

・和風瓦及び洋瓦等の通常よりも緩い傾斜部分へ、エアコン室外機の設置に使用可能

・平置台の固定方法は、基本的に屋根アングルと同様に、構造物に効かしたフックボルトへ、ステンレス線で固定しております

 

今回ご紹介の平置台は当店価格で以下の通りとなります

・室外機:平置き台設置¥13200(税込)

 

今回はエアコン屋さんにしか理解出来ない内容だったかもしれませんが、

お客様のお家に、屋根アングル設置がある場合に必要な情報になればと思い書かせていただきました♪

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