引っ越しに伴う既設エアコンの取り外し｜ガス管に霜！冷媒不足です

１月１４日(土)

大津市皇子が丘のO様からのご依頼で、

引越しに伴う既設エアコンの取り外しにお伺いいたしました

作業中に冷媒不足の症状が出ていましたので詳細お読み下さい

 

【エアコンの取り外しで冷媒不足が発覚！】

今回は引越しに伴う取り外し作業を行ったのですが、

冷媒回収（ポンプダウン）時に、室外機：配管接続部の２分側(液側)に霜が発生いたしました！(画像１枚目)

これはエアコン本体に充填されているフロンガス(R３２)の量が、

どこからか抜けて、冷媒不足により起こる霜になります！

 

【２分配管(液側)への霜は、冷媒不足が原因です】

霜が付く原因は冷房運転時に(強制冷房運転を含む)

室内機内部の熱交換器内で起こる『ガスの蒸発発散』が、

冷媒不足により室外機の圧縮機を出て直ぐの場所(２分配管)で蒸発発散し発生したためです！

お客様に確認をしたところ『去年の夏は冷房が効いています』との事でしたので、

エアコンの効きに影響がある程はガスが抜けていないようです

※うっすらと霜が付いているので、少し足らない位になります

 

【室内機の補助配管に溶接跡！】

更に取り外し作業を進めていくと、

室内機の補助配管(外部に30cmほど伸びている部分)の一部が溶接されていました！(画像２枚目：細い方)

メーカーから出荷された状態ではあり得ないです！

とお伝えると２年程前に一度引越しをした際ではないか？

と仰られていまして、明らかに修理の跡になります！

とりあえず次の引越し先への梱包は完了しました(画像３枚目)

 

【引越し先での対策】

次の引越し先で試運転を行った際、

暖房の効き次第では、冷媒不足のためのガスチャージが必要になります！

とお伝えしました

とりあえずガス持参で取り付け工事に後日お伺いいたします！

また取り付け編で詳しくお伝えいたします