野洲市Y様施工事例｜取付有効長のあるお部屋へ新規エアコン取り付け完了！

９月１６日(土)

滋賀県野洲市市三宅(読み：やすし_いちみやけ)のU様アパートへ、

新規エアコン取付工事にお伺いいたしました

当初の予定のお部屋は、室内機の取付有効長が確保出来ず別のお部屋へ

詳しくブログで解説していきましょう！

 

１【エアコン取り付けで大切な取付有効長とは？】

一般のお客様なら知っておられないのは当然ですが、

たまに工務店の方で『エアコンなんて壁に穴が開いていたら付く！』

と思っている方がたまに居られます（笑）

 

セパレートエアコン(室内機⇔室外機が分かれているエアコン)の取り付けで失敗しないようにするには、

それぞれの製品に対して、どういった環境に取り付ければ良いのか？

を知る必要があるのですが、最近はインターネットと言う便利な物がありますので、

【メーカーHP＞製品番号検索＞据付説明書＞ダウンロード】の手順で、

室内機＆室外機周りに必要な隙間(メンテナンススペース)をいくら確保するのか？

が事細かく明記されております

 

【取付有効長とは＝室内機の外形寸法＋指定された隙間】

となり、エアコンの性能を保証するために必要な空間です！

 

有効長が確保出来ずに無理やり施工した際もエアコンは動作するでしょうが、

後々のサービスや補修の際に、工具も入らないとか困ったものです

実際に据付有効長を守らずに施工されたエアコンは、

クリーニングや、メーカー修理で対応出来なくなる場合が御座いますので注意が必要です！

 

２【今回のアパートの既設配管穴の位置は？】

先ずは当初予定されていましたお部屋へ行きますと、

ぱっと！みた感じで、天井に近い位置に壁穴が開いております！

コンベックスで天井⇔壁穴下面を測定した所290ｍｍ！

因みに取り付けるD社エアコンは、室内機：縦寸法285ｍｍ＋天井との隙間指定30ｍｍ＝315ｍｍ必要となります！

 

2.1　理想の取付有効長は？

賃貸の場合、入居される方は様々ですので、幅広い機種に対応する事を考えると、

取付有効長は最低でも350ｍｍ～450ｍｍは欲しい所です

 

３【取り付けは別のお部屋へ】

最初のお部屋で、エアコン取り付けには壁の穴を下げる必要があったので、

別のお部屋へ案内をしていただきました！

こちらのお部屋も既設の穴位置は天井から290ｍｍで、有効長が確保出来ていません(画像１枚目)

しかしよく見ると下側にパテで塞いだ後があります！(画像２枚目)

 

おそらく前の入居者の時に、エアコン屋さんが新たに開口したようでして、

こちらのお部屋へエアコン取り付けをする事に決まりました！

 

室内機からの配管は、右下のレイアウトで②の穴位置でしたら、排水の流れもなんの問題も御座いせん

今回の工事は取付有効長の重要性について書きました！

 

戸建でも据付有効長は十分に配所しないといけません！

どういった条件が重要かは、メーカーHPで確認してくださいねっ！