ツーバイフォー(2x4)の戸建に壁穴開口からのエアコン取り付け工事♪
2023/05/24
2023年5月23日(火)
滋賀県大津市真野(読み:おおつしまの)のH様邸へ
新規エアコン取り付け工事にお伺いいたした
以前はエアコン入替だったのですが、
今回は一度もエアコンが付いていなかったお部屋に新規壁穴を開口していきます!
御主人様とお話をしていると、ツーバイフォー(2x4)のお家と分かりました
少し従来の木造建築と勝手が違うので掘り下げて行きましょう♪
1 ツーバイフォー(2x4)工法とは?
たまに聞くけど『つーばいふぉーって何ですか?』とか言われます!
ツーバイフォーは戸建てを建てる工法の一つで『木材枠組壁工法』とも言います
アメリカで開発された後、カナダや北米で現在でも木造住宅のプラットホーム工法として用いられており、
百年以上の歴史があり、日本では1974年から一般に普及しました
2x4はとても耐震性と台風性が高く優れた建築工法と言えます
『2x4』の意味は『2インチ(inch)x4インチ(inch)』の意味を指し
1インチ=25.4mmなので、
25.4mmx2=50.8mm
25.4mmx4=101.6mm
となり
【タテ50.8mmx横101.6mm】が角材の外形寸法になります
エアコンを取り付けを行う際の、在来工法との大きな違いは
2x4には筋交いが無い事です!
一見、筋交いが無いんなら簡単やん♪
と思われるかもしれませんが、
壁の内側にはスタッドと言う下地(間柱のような物)が455mmピッチで入っており、
エアコン配管用のφ65を開口する際には、スタッドを避ける必要があります!
2 2x4の戸建てに新規壁穴を開口します!
一つ前でお話したように、スタッドを避ける様に先ずは開口調査からスタート
室内機の設置位置に対して右は壁
左は窓枠があるので自然と室内機の位置は決まってきます
天井の“まわり縁”も掛け代の障害物になるので、
室内機を下に下げると、今度はコンセントと位置関係ギリギリ!
こう言うどの方向にも逃げれないシチュエーションって燃えるんですよ(笑)
屋内側からスタッドが無い場所を調べると、コンセントの上なんですけど、
『ここ絶対にVVF(電線)通っているし!』
と言う所を、分かっていても開けないとダメなんです
中の電線を傷付けないように、石膏ボードのみを低回転で開口!
『ほら出てきました!』(画像二枚目)
x2本あるのは、一本がエアコン専用コンセントで、
もう一本が足元のコンセントです
このまま屋内側からの壁穴を進めると電線が傷付くので、
外壁は屋外側からの壁穴作業です!
無事に壁穴が開口した後は、スリーブを通してから普通のエアコン取り付けで完了です♪
実は僕の自宅も2x4でして、ツーバイフォーの壁穴開口には自信があります!
簡単に見えますが、知識と経験値と焦らず作業出来る時間が大切なのが伝わるでしょうか?
同じようなパターンのお客様が、このブログを見られていましたら
是非当店へ御相談してみてくださいねっ(^^♪
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