水が滴る結露は嫌ですよね?|屋内配管接続に断熱処理は必須工程です!
2023/05/05
2023年5月2日(火)
滋賀県大津市鳥居川(読み:おおつしとりいがわ)のN様からのご依頼で
1階リビングのエアコン入れ替えのご依頼でお伺いいたしました
エアコンの屋内配管接続は、室内機から⇔勝手口の一部屋を貫通して⇔屋外になり
勝手口の一部屋部分は屋内なので、断熱処理は必須工程となります(画像二枚目)
水が滴る結露は誰でも嫌ですよねっ(>_<)
1 屋内配管接続に断熱処理が必要な訳?
暑くなってくると、エアコンの冷房運転で室内機から冷えた風が出て快適空間♪
となる訳ですが
室内機の内部では“結露”が起こります!
屋内配管接続部分に、適切な断熱処理を行わなければ水滴が付きますよ!
2 結露とは?
暖かい湿度(水蒸気)を含んだ空気が冷却されると『飽和水蒸気量』を超え、
空気中の余分な湿度が水に変わります!
これが結露が発生する仕組です
分かりやすい例えですと『ビールのジョッキに水滴が付くのが結露ですよ』
気温が低い環境が、結露の発生しやすい条件になりますが、湿度が低い環境下では結露は起こりません
反対に湿度が高いと結露の発生は起こりにくくなりますが、
銭湯やサウナのような、飽和水蒸気量を超えた環境下では、結露が起きてしまします!
結露とは、温度と湿度の絶妙なバランスで起こる現象になり
適切な施工を行う事で、水漏れ事故を防ぐ事が出来ます
3 断熱処理を行う必要がある場所は?
室内機には、冷媒配管と排水ドレンがあり、
断熱処理を行う必要があるのは“両方になります!
一番良い条件は、室内機の右後ろに壁穴がある場合になります
冷媒配管&排水ドレン共に、壁貫通後すぐに屋外!
となるので、そこまで神経質になる必要はありません♪
※もちろん最低限の断熱処理は屋外でも必須工程です!
ただこれが屋内側となると話は別です
室内機に対して以下の配管レイアウトが“要断熱処理”に該当いたします!
・左後ろ配管
・左横出し配管
・右横出し配管
・屋内配管接続(今回のような画像二枚目)
・マンションやアパートでの長い屋内配管
『少しくらいの隙間は大丈夫かな?』
『これくらい断熱材を巻いておいたら大丈夫!』
とかの適当な感じだと、冷房運転時に水が滴り落ちてまぁ大変!!
壁にシミは出来るし、壁紙は剥がれるし、カビも発生!
『こんな事になるなら最初から断熱処理をしてもらったら良かった!』
となる訳です
4 標準工程で断熱処理は含まれていますが、一部屋貫通は別料金になります
一部屋貫通はこんな所になります
・室内機から屋外に出るまでに廊下を配管が通る
・一度クローゼット内部を配管が通る
・隣の部屋の天井に配管が通る
等々の室内機から直ぐに壁穴で屋外!
とならないレイアウトが別料金の工事となります
『これは一手間掛かるな?』
と思うところが、追加料金の掛かる所と思って貰って、ほぼ間違いないです
配管レイアウトの複雑さで料金が変動するので、要御見積の案件となります
今回のN様邸も、ぱっと見た感じ標準工事なのですが、
画像二枚目部分の手間賃に¥2200(税込)をいただいております
他所で断られた屋内配管接続の難しい工事・・・
『どこに相談して良いのか?分からない』
時などお気軽にお電話してみて下さいねっ♪
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廣田電気
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