大津市K様施工事例｜シャープAY-E28EE3へガスチャージの御依頼です♪

２０２４年７月７日（日）

滋賀県大津市坂本（読み：おおつしさかもと）のK様からの御依頼で、

既設エアコンのガスチャージにお伺いいたしました！

詳しく解説していきましょう♪

 

１　ガスチャージ御依頼はネットから♪

お客様に当店を知った切っ掛けをお聴きしますと、

『滋賀エアコン＿ガスチャージ』でスマホから検索して見つけていただきました♪

お電話での受付時に、ガスチャージをするエアコンが、

シャープ製AY-E28EE3のedionモデル_2015年製だと分かったので、
検索を掛けると使用している冷媒はR410Aと、一つ前の規格である事を確認出来ました！

 

２　先ずはどこから冷媒漏れをしているのか調査
ガスチャージのお仕事で、現地に到着してから真っ先にチェックするのが、

『どこから冷媒が漏れているか？』です

それを明らかにせずガスチャージだけしても、直ぐに漏れてしまいますよ！

 

2.1　漏れてる所を直さないとまた漏れます！
分かりやすい例え話ですが、

自転車のタイヤがパンクしているのに、空気を入れても直ぐに空気は抜けてしまいますよねっ？

車やバイクのタイヤでも同等のお話です

エアコンへのガスチャージはそれらの空気圧よりも、高圧力の冷媒をチャージするので、

より顕著に漏れてしまう事になります！

圧力が高いだけに、ピンホールのような穴が、

ガスチャージによって拡大してしまい、傷口を広げてしまう恐れもあります！

 

2.2　ガス漏れ検知器で調査いたします

当店で使用しているガス漏れ検知器（TASCO製TA430FR）は年間/1ｇの漏れも検知可能なので、

意外にも簡単に漏れ箇所を特定出来ました！

漏れの原因は、室外機のサービスバルブのキャップの締め忘れ（笑）

これも偶にある不具合なのですが、バルブキャップって手締めのみの業者が多いんですよ！

K様に確認したところ、去年高島の電気屋さんでガスチャージをお願いしました！

との事でした・・・

 

念のためにバルブコアの交換

上記にあるリンクの通りにバルブコアも交換して、

漏れ箇所の修理は完了です♪

 

３　冷媒を規定量ガスチャージ

『ガスは効くまで入れたらいいで』と遠い昔の先輩が言っておられましたが、

室外機の配管接続部側に貼ってあるステッカーに、

冷媒の種類と、封入量の記載があるので確認出来ます（画像２枚目）

【冷媒量（R410A）　1.06ｋｇ】

とあるので、ガスチャージの冷媒量が簡単に分かります

 

3.1　ガスチャージの器材接続

ガスチャージの器材を接続したのが画像１枚目になります

下側に濡れたシミは、バルブ周辺が汚かったのでパーツクリーナーで綺麗にした跡です

知らない人が見ると何が何だか？みたいな器材が繋がっていますが、

なるべく分かりやすく解説をして行きます

 

①室外機への接続部分がサービスバルブになり、金色のコントロールバルブを接続

②①から伸びた黄色いホースの反対側にボールバルブ式ゲージマニホールド（TASCO製TA123C）

③マニホールドから⇔青いホースで真空ポンプ（マキタ製VP180D）

④マニホールドから⇔赤いホースでR410Aガスボンベ10kg缶

⑤ガスボンベはチャージングスケール（TASCO製TA101CB）で注入量を計れます

 

3.2　ガスチャージは規定量チャージです！

器材の接続が完了したら、真空ポンプで冷媒ルートを全て真空引きいたします

真空到達度が-0.1Mpaに達してから、10分間真空ポンプを動作させ

エアコン内部の冷媒ルートの乾燥と気密性の確認を行います（←ここ大事）

 

冷媒がどれだけエアコン内部にガスチャージ出来たのか？は、

ガスボンベの真下に設置したチャージングスケールで計ります

どのように計るのか？は分かりやすく説明すると、

『冷媒がガスボンベから減った分が分かる体重計』

と言うと分かりやすいと思います

 

冷媒が規定量チャージ出来たのが分かるのが画像３枚目になります！

 

４　エアコンの冷房復活です♪

現在９年目のシャープになりますが、

今回のガスチャージで冷房復活でK様大満足でした(*‘∀‘)

もちろん今回の冷媒漏れの原因である、サービスバルブのキャップも閉め忘れていませんよ（笑）

 

毎年繁忙期はエアコンへのガスチャージの御依頼が沢山来ます！
他店で工事したエアコンでも承りますので、御気軽にお電話してみてくださいねっ(^^)/