大津市S様施工事例|既設の隠蔽配管から露出配管に変更のエアコン入替!
2024/04/17
2024年4月6日(土)
滋賀県大津市池の里(読み:おおつしいけのさと)のS様邸へ、
隠蔽配管から⇒露出配管へのエアコン入替工事にお伺いいたしました!
隠蔽配管を止めた経緯なども含め、
ブログで紹介していきましょう♪
1 既設エアコンは隠蔽配管でした
1.1 冷媒の種類は?
既設エアコンの型番や年式を確認した所、
『霧ヶ峰の1992年製で、32年前のエアコンでした!』
この頃のエアコンに使用されている冷媒は、
『R22』と言う型番になり、冷凍機油(潤滑オイル)は『鉱物油』となります!
御新築の時に取り付けられた隠蔽配管の配管は、
当然壁の中に施工されていますので入替は出来ません
入替後の現在販売されているセパレートエアコンの冷媒は、
『R32』と言う型番で、冷凍機油は『科学合成油』となります!
1.2 既設の隠蔽配管を再利用で出来ません!
R22のエアコンをポンプダウンをしただけでは、
隠蔽配管内部の汚れや冷凍機油までは回収出来ません
新冷媒のR32のエアコンに入替る際、冷凍機油が混ざり合うので隠蔽配管を再利用出来ません!
ガス圧もR32の方が高いので、配管の厚みも現在の銅管の方が耐圧のため厚くなっています
これが古い隠蔽配管を再利用したくない理由の一つになります
正しく隠蔽配管のデメリットになってくる訳です・・・
1.3 新冷媒R410Aの隠蔽配管なら隠蔽配管を再利用出来ます!
家庭用セパレートエアコンの冷媒の歴史でいいますと、
R22⇒R410A⇒R32の順で、冷媒が変ってきました
一つ古いR410Aは、冷凍機油は科学合成油であり、R32と同様に圧力が高いです(R22に対して)
R410Aの隠蔽配管でしたら、隠蔽配管の再利用は可能となります
2 エアコン入替後のエアコンは隠蔽配管から露出配管へ変更!
『新築の時に隠蔽配管にしなかったら良かった・・・』
とS様が仰られていました・・・
そこで今からどうすればいいのか?
前向きに施工方法を考えて行きます♪
エアコン室内機の真裏にあたる外壁には、
電力量計(Wh)があり、室内機の左裏側の穴あけは危険すぎるので(画像2枚目/上)
室内機の右裏側に新規でφ65を開口していきます
エアコン入替は戸建1階で、室外機は直ぐに表の地上置き!
壁を貫通して、シンプルにエアコン取り付け完了です♪
もう次から配管の入替なんて楽勝です(笑)
ちなみにS様の意向で、屋内及び屋外の隠蔽配管は残してあります(画像3枚目)
『2階も隠蔽配管なので、その時はお願いします』
と嬉しいお言葉、最近隠蔽配管を露出配管に変更する工事を承る事が多いです
お困りのお客様は、是非経験豊富な当店へ御相談をしてみてくださいm(__)m
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廣田電気
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