エアコン入替工事|今ある壁穴に室内機を取り付けるために背板を加工!
2023/04/29
2023年4月29日(土)
滋賀県草津市平井(読み:くさつしひらい)のM様邸へ
エアコン入替工事にお伺いいたしました!
今回は背板を加工する必要がある工事でしたので、
詳しく書いていきたいと思います!
1 エアコン室内機の背板とは?
室内機本体は、背板と呼ばれる金属製の板に引っ掛かっています
呼び方は『背板(せいた)』『据付板(すえつけいた)』『バックハンガー』などがあり、
取り付け強度を確保するためには、背板を壁面へ確実に固定する必要があるとても重要な部品になります
エアコン室内機の落下防止に、アンカーはしっかり施工出来ていますか?はこちらです
中古エアコンをオークション等で購入される方は、背板が付いているか?
どうかの確認は必ず行ってください!
2 今ある壁穴に背板を合わせます
今回のようにエアコン入替の場合は、今ある壁穴へ背板を合わせて取り付け作業を進めて行きます
ここがエアコン工事で避けて通れない難関でもあるのですが
家庭用エアコンの室内機は以下の寸法を基準に取り付けを行う必要があります
・室内機本体と⇔天井の隙間を50mm以上
吸気を行うのが室内機の上部からになるので、狭いと空調効率が悪くなってしまいます!
※機種によっては60mm~70mm以上の確保が必要な場合もあります
・室内機本体の左右の隙間を50mm以上
エアコンも家電製品ですので、故障や修理が無いわけではありません
もしもの時のメンテナンスを考えたサービススペースの確保が必要になります!
この数字を守りながら背板を壁穴へ合わせて行くと!
画像一枚目のように壁穴に背板が被さり、配管が通せない位置関係になってしまう事が発生いたします!
勘の良い方は『左側へ背板を移動して壁穴に被らないようにすれば良いですよね?』
と以前言われる方が居られましたが、
左側へ寄せると壁と⇔室内機本体の隙間が確保出来なくなってしまいます!
3 壁穴と背板が合わない時の選択肢
今回のパターンですと2つの選択肢が出てきます♪
①壁穴を右側にずらしてφ65を開け直し
②背板の壁穴との干渉部分をディスクグラインダーで切断して配管ルートの確保
でっ今回は②を選択した施工事例となります!
①はモルタルの外壁が固いので、時間の掛からない方を選択いたしました♪
屋外の既設カバーも位置を変更しなくてすみます
赤い〇で囲った部分を切断していますので、
配管ルートの確保には問題無し!室内機の左側の隙間も確保です!
もちろん室内機と⇔背板の取り付け強度も問題ありません♪
4 エアコンの入替が完了しても普通の外観
背板を切断したりと色々加工をするとみなさん心配されますが、
完成してしまえば、普通の室内機で入れ替えの苦労は微塵も感じません♪
今回のブログは、室内機の背板を加工するパターンを記事にしましたが、
加工費なんていただいておりませんよ(^^)/
他店で断られた難易度高い目の工事でも大抵なんとかします!
お困りのお客様はお早めにご相談して下さいねっ♪
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