ハシゴスペースの狭い２階高所作業！｜屋外化粧カバー２階～１階定額！

２０２３年９月２４日（日）

お客様からのご相談で、ハシゴスペースの確保が難しい場所で、

高所作業の御依頼が入りました！

ブログでの説明は難しいですが、

出来るだけ詳しく解説して行きましょう♪

 

１　ハシゴスペースはどれくらい必要なのか？

一般的な戸建２階のエアコン穴までの高さは、地上から約６ｍ（6000ｍｍ）あります

ハシゴの最適架梯角度は７５°と言われていますので、

その数値を元に計算して行きます、

さぁ皆さん三角関数の時間ですよ！

 

【a】地上でのハシゴ有効長（建物⇔フェンス等の隙間）

【b】地上から建物へハシゴを掛けた時の先端接触点

【c】地上から⇔ハシゴの先端（bの位置）までの長さ※この数値はあまり必要ではありません

【tanΘ】ハシゴの作業角度

 

計算するための公式は

【a=b/tanΘ】

になるので、数値を当てはめると

 

【1607.695ｍｍ＝6000ｍｍ/75°】　となり、

【a=1607ｍｍ】となる訳です！

 

実際に６ｍまで登るために、ハシゴスペース【a=1.6ｍ】も確保出来る現場が存在するでしょうか？

まぁ滋賀県は田舎ですので、極稀に広い所はあるのですが、本当に稀でして、

そのようなやりやすい現場は殆どありません

 

２　実際のハシゴスペースの実測値は？

今回の現場では【a＝600mm】が実測値でした

先程の公式に当てはめて計算をすると

 

【600.0007ｍｍ＝6000ｍｍ/84.2894°】　となり、

【tanΘ】は84°でのハシゴ作業となる訳です！

 

しかしフェンスに接触するところからハシゴを立てても、

屋外の給湯器にハシゴが接触してしまいますし、

ガレージの屋根もあり敷地内からのハシゴ作業は難しくなります（画像１枚目）

 

３　お隣様の土地からのハシゴ作業

【a=600mm】でもハシゴが立てば作業は出来るのですが、

余り難易度を上げずとも、お隣様の土地からのハシゴ作業をさせていただきました

ただしお隣様の土地は、1300ｍｍ低いのでその分、更に高所作業となります！

 

【1956.029ｍｍ＝（6000+1300ｍｍ)/75°】　となり、

地上でのハシゴ有効長（建物⇔フェンス等の隙間）【a=1956.029ｍｍ】となり、

高所作業可能となりました♪

 

４　屋外化粧カバー２階～１階定額です♪

今回の屋外カバーのレイアウトは画像１枚目に集約されていますが、

・壁が２色（２階：ブラウン/１階：アイボリー）

・２階の壁穴を出て直ぐの所、45°で配管を寄せる※１階へラインを揃える

・給湯器を避ける

・１階窓を避ける

 

以上を満たすため、部品を沢山使用しましたが、

当店では、屋外化粧カバー２階～１階定額￥13200（税込）

とさせていただいております♪

※高所作業は別途、要御見積となります

 

今回のブログのような難易度高い目で、複雑なレイアウトでも、

喜んで承ります♪

お困りの方は是非ご相談してみてくださいねっ(*^^)v