エアコン入替｜室外機２段アングルの再利用について！

エアコン入替時に、

『室外機の２段アングルは、再利用して欲しいんです』

のお願いはよくあるお話です

一番最初に２段にした理由はあるのでしょうが、

詳しくブログで紹介して行きたいと思います♪

 

１　エアコン室外機の２段アングル設置について

そもそもなぜ室外機を２段アングル設置にするのか？

ですが、どんな事にでもメリットとデメリットは付き物です

 

1.1　２段アングルのメリット

メリットが少ないですが、あげるとしたら・・・

・１台分の室外機スペースに、室外機２台をコンパクトに収められる

・周りにゴミ箱などを置くのに、省スペース化

 

1.2　２段アングルのデメリット

・エアコンの工事費用に、２段アングルの設置費用が追加で掛かる

・次のエアコン入替の時に、ボルトが錆びて分解出来ない

・２段アングルが経年劣化でボロボロの際、アングルだけの交換が困難

・２段の下側のエアコン入替が困難

・室外機の振動が共振でうるさい

 

２　２段アングルの再利用について

言葉で２段アングルの再利用！

と言うのは簡単ですが、例を挙げて説明をいたします

 

製造年2002年のビーバーエアコンですが(画像３枚目)

２段アングル自体も、同じ年月が経っていますので、

ボルトも錆が廻ってボロボロです(画像１枚目)

エアコン入替は、下段の室外機になるのですが、

左右の隙間も殆どなく作業は困難を極めます

 

ボルトへはスプレーオイルを浸透さし⇒しばらく放置

ボックスレンチで少しずつ緩めて行きますが、

どうしても緩まない場合もあるので、その場合はディスクグラインダーで切断します

再利用は作業スペースの問題もあり大変ですが、

一部切断したボルトは新品と交換しております(画像２枚目)

以上いつも何とかしております（笑）

 

『見た目が悪いので、新品の２段アングルに交換したい』

と仰るお客様もおられますので、その場合は、

上下段のエアコン入替の際に(２台同時)お願いする事になります

 

３　２段アングルにこだわらない

どうしても室外機の置き場所が無い場合はしょうがないですが、

滋賀県のような土地に恵まれた地域であれば、室外機は平置きに限ります！

２段アングルの下側のエアコン入替も追加費用が掛かりますし、

設置スペースがある場合でしたら、平置きへの変更工事も承らせていただきます♪