アパートのエアコン入替｜壁穴が上り勾配！でも無事に工事完了！

６月２１日(水)

弟の不動産会社からの依頼で

アパートのエアコン入替の工事紹介になります

以前紹介した同一物件のブログはこちら

 

１【既設エアコンの外しから】

この物件は何度も工事を承っていて今日は楽勝♪

の気分だったのですが、エアコンを撤去して壁穴を確認してみると、

空に向かっての見事な上り勾配！(画像一枚目)

これくらいなら問題なく工事出来るのですが、

ブログのネタですよ（笑）

 

２【壁穴の断面積を最大限に利用します！】

現状の壁穴は、屋内側を基準とすると、屋外側は20ｍｍ上の位置に壁穴が開いています

以前、別のブログでも紹介いたしましたが、

『水は上に向かって流れません！』

 

現状のまま、壁穴の内壁をトレースする様に排水ドレンを施工すると、

完全に上り勾配になるので、屋内機側から盛大に水漏れして大クレームになります！

 

戸建てならコアで開け直しするのですが、

この物件の壁素材はコンクリートなんです

 

では現状の壁穴での対策をお話します

排水の下り勾配の理想値は20：1になります！

水平では流れが悪くなるので、この数値を意識して壁内部の配管セットを施工していきます

 

壁の穴はφ70ｍｍ程あるので、最大限断面積を利用して、

屋内側の上側に排水ドレン

屋外側の下側に排水ドレン

以上の位置へくるように、

壁厚み200ｍｍ内部で、配管をツイストして施工するんです！(←ここ大事)

『何を言っているか分からない？』

と同業者に言われた事がありますが（笑）(←考えろ)

 

入替後のエアコンは以前ブログで紹介したパナ６畳用です

 

アパートで、少しでもエアコン入替費用を安くしたい！

とお考えの大家様は、是非ご相談して下さいねっ♪