草津市F様マンション｜配管再利用の予定でしたが配管折れを発見しました！

２０２３年４月28日(金)

滋賀県草津市大路（読み：くさつしおおじ）のF様マンションへ

エアコン入替のご依頼でお伺いいたしました！

打ち合わせの初期段階から『配管再利用で御見積いたしますね♪』

とお話していましたが、配管折れの部分がありました・・・

 

１　エアコン入替：まずは既設エアコンの外し作業

画像一枚目が外し前の設置状況になります

ダイキン製のエアコンで年式は2014年モデルのEシリーズ

故障が余りない廉価版モデルですが、冷暖房共に効きが余りよくないようです

 

ガス回収を行ってから⇒配管再利用を前提に丁寧に取り外しを行います

すると屋内のカバー内部で、不自然な曲り部分を見つけました！！

『ここ折れているかもしれませんね？』

と、お客様立会いのもと、カッターを入れて内部を確認したところ、

配管折れがありました！（画像２枚目）

『ここが折れかけているのがエアコンの効きが悪い原因なのですよ！』

とご説明済です

 

２　配管折れがなぜエアコンの効きに影響するのか？

分かりやすい例えが洗車のお話です

車を洗う時に水道を使いますが、水栓から⇒ホースで引いて行くでしょ？

車の汚れを水で勢いよく落としていると、急に水の勢いが弱くなる事があります！

『あれっ？なんで急に水の勢いが弱くなったの？？』

とホースを辿っていくと、折れている所が一ヶ所がありました！

単純な事で、ホースが折れないように真っ直ぐに直してやると

元の勢いが復活いたします！

要は配管折れの部分の断面積が減ったことによる、流量が不足したことが原因なのです

はい皆さん流体工学の時間ですよー（笑）

 

配管断面積(㎠)＝(流量(㍑/min)/流速(m/sec)×60)×10

 

この事をエアコンの配管断面積に例えると、

配管折れの部分で、ガスの流量が減った事によるエアコンの効きの悪さに繋がります！

急いで取り付けた工事者が失敗した配管曲げです！

完成したら見えない部分だけに厄介ですよねっ(;^_^A

 

３　配管の９０°曲げにはベンダーを使用いたします

今回の工事はマンションの屋内カバーありなので、

配管は９０°曲げが連続で発生いたします！

洗車の例えでもありましたが、一ヶ所でも折れているとガス流量が不足してしまうので、

配管折れが発生しないように、ベンダーを使用する訳です！

地味な作業ですが、確実は施工を当店では行っております♪

施工の画像は真似をされると嫌なのが本音ですが、

また何時かのブログでアップする予定です

 

４　エアコン入替：新品エアコン工事

新規で購入されたエアコンもダイキンEシリーズになります♪

配管は再利用を謳っていましたが、配管折れのため新規で作成いたしました！

当店で２分３分は１ｍ＝￥1100(税込)ｘ３ｍなので、

追加料金￥3300(税込)となります♪

 

完成後は画像三枚目なのですが、

電源コード＆アースが綺麗にまとめてあるくらいで特に変化は御座いませんが、

エアコンの試運転時に『こんなに効くんですね♪』

とお客様の言葉が印象的でした！

『むしろこれが通常の効きなんですよ♪』

と、見えない部分の工事クオリティが大事な事が分かりますよねっ(^^)/

 

マンションでの屋内カバーのエアコン入替大歓迎です♪

配管も可能な限り再利用で施工いたしますよ♪