屋内化粧カバー再利用不可!|エアコン工事は最初の設計が一番大事です!
2024/02/27
2024年2月10日(土)
賃貸物件で『エアコンが効かない!』との不具合で、
管理会社様からの急ぎのご依頼でした
一見簡単そうに見えますが色々と問題あり・・・
詳しく紹介して行きましょう!
1 シャープ製AC-284FDの取り付け位置
こちら2014年製で現在8年目です、
この物件が新築の時に、全てシャープのエアコンだったと聞いています(←意味深)
エアコンを一目見て、やり難い!と感じたのは、
【LDWA】ウォールコーナーで、後付用の化粧カバーが付いている事です!
※エアコン屋さんでは『屋外化粧カバーとして使用する事が多いアイテムになります』(←屋内で使用しても問題ないです)
しかし今回問題なのは、既設シャープの室内機と⇔右側壁の隙間が限りなく『ゼロ』に近い事です!
ここまで右側に寄せないと、室内機の左下側の配管と⇔壁穴位置が合わないんです!
即ち屋内化粧カバーの【LDWA】が取り付け出来ない!と言う事なんですよね・・・
回りくどいからはっきり言いますけど、画像のレイアウトの場合、
『室内機右側にメンテスペース50mmを確保したいんです!』
据付説明書にも同様の記載がありますし、家電製品は一度付けたら終わりではありません!
故障の際は室内機が掛かったまま分解、エアコンクリーニングで分解して基盤取り外しなど、
後からメンテナンスが出来る事がとても重要になってきます
2 屋内化粧カバーの再利用不可!
こちら賃貸ですので、管理会社様からは可能な限り現状維持での復旧を指示されています
見た目は当店にお任せいただく事が多いので、
僕自身は『見た目<メンテ優先』を優先を心掛けています!
白くまくんの取り付け開始ですが、右壁との隙間を50mm確保して室内機の位置決めをすると、
壁穴位置が縦のラインで全く合いません!
ですので、テープ巻き仕上げで施工しました(画像2枚目/上)
※営業さんにはLINEで画像を送りながら、GOサインをいただきました♪
当然配管露出部分は壁穴に向かって、斜めなので【LDWA】は取り付けられません!
3 今回のエアコン入替で何が問題だったのか?
当店ブログでもたまに書いているネタですが、
『一番最初の設計が全てです!』
壁穴の位置が変な所に空いていると、そこに合わすようにエアコン屋さんが頑張らないといけません
今回入替前のシャープを付けられた業者さんはかなり頑張られたと感じます
でもエアコンは家電製品なので、大幅な改造を出来ませんし、
一番最初の設計で、壁穴位置をあけておく事の重要性をこのブログで感じて欲しいです
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