フィルター自動お掃除|屋外排出からダストボックスへ切り替えのすすめ！

今日のブログは、Panasonic製エアコンの上位機種＝高級モデルに搭載している

フィルター自動お掃除の機能や裏話について語りましょう

 

１，【フィルター自動お掃除のゴミを屋外排出！】

エアコンの吸気部分に取り付けてあるフィルターですが、

大きく分けて以下の種類があります

・Panasonic製エアコン：屋外排出タイプ　室内機のフィルターから取り除いたゴミを、配管と同じ壁穴から屋外に排出するタイプ

引越しなどの取り外し時に、屋外の排出口はほぼ確実に詰まっています！

　※昔はSHARPや日立でも同様の機能が存在しました

・各メーカー：ダストボックスタイプ　同じくゴミを、室内機内部にあるダストボックスに溜めるタイプ

 

２，【屋外排出タイプのメリット】

室内機内部の面倒なフィルターお掃除から解放されて⇒ゴミを自動で屋外排出♪

まるで夢のような機能ですよねっ(←棒読み)

この機能のメリットは、屋外へゴミを排出するのでお掃除から解放されます♪

上手く機能すれば良いですねっ

 

３，【屋外排出タイプのデメリット】

デメリットの方が多いのですが、工事屋目線での真実を語って行きます！

読みたくない人はスルーして下さい

 

・屋外のゴミ排出口にゴミが溜まり、蓋が開きっぱなしになる！

画像一枚目の物が、屋外に設置するゴミの排出口の部品になります

※蓋の開き方が分かるように、ドライバーを刺して開いた画像です

 

室外機側からの送風により蓋が開きゴミが排出される仕組みです、蓋は自重落下式になります

新品の頃は軽快にパカパカと動作しますが、ゴミが付着してくると半開きや全開になります

因みにゴミの送風はそよ風くらいです(←そら詰まるわ)

戸建１階やマンションのベランダでしたら、脚立を持って来てご自分でお掃除可能です♪

戸建２階から地上への配管ですと、お客様自身でお掃除に行けません！

あれっ？自動お掃除なのに掃除が必要なんですか？（笑）

 

・蓋が開いていると虫さんウエルカムな状態になる！

蓋が開いていると、虫さん達が我慢できなくなるのか？内部に侵入してきます！

お客様で多くの方が『わたしムシは絶対に嫌です！！！』と仰られます！

過去に『お前のところで工事した次の日から、蜂が部屋に入って大変やった！』

とお叱りをうけた事も(この頃は切り替え機能無し)

当店で行った工事に関するクレームは真摯に対応いたしますが、

自動排出タイプ特有のクレームはメーカーへお願いいたします

 

４，【自動排出から⇒ダストボックスタイプへ切り替え可能に！】

去年のモデルくらいからでしょうか？

お掃除したゴミを、屋外への自動排出から⇒ダストボックスタイプに切り替えが可能に！

メーカーのHPで確認すると以下のような『お客様のお困りごと』に真摯に向かい合ったようです

 

・エアコンは高い場所に設置してあり、お年寄りがお手入れするためにイスに乗ったりと危険

⇒ノーマルフィルターでも、ダストボックスタイプでも脚立で上りますし、危険度は変わりません

 

・お掃除は面倒です、ダストボックスを外して⇒ホコリを捨てて⇒室内機に戻す

⇒自動排出タイプで、ハシゴでないと行けない所のお掃除の方が面倒です、むしろ危険！

 

・隠ぺい配管ではホコリを屋外排出出来ないので⇒ダストボックスタイプに切り替え

⇒自動排出から、ダストボックスへシフトしていく、良い方向だと思います

もっともらしい事が書かれていますが、自動排出のつまりのクレームが多いからか？

ボックスタイプにシフトして、自動排出タイプの歴史を無かった事にするのでしょうか？

 

５，【ダストボックスに切り替えをおすすめしております！】

当店で設置工事を行う際には、

ゴミを屋外排出タイプから⇒ダストボックスタイプに切り替える様に推奨しております！

その切り替え工程が大変分かりにくく一手間なのですが、今の所サービスで行っております！

室内機本体の部品を一部組み換え、リモコンで設定をする必要があります

 

今後夏の繁忙期にもダストボックスタイプ切り替え工賃を￥0で対応するかは未定です

早くダストボックスタイプに統一するかノーマルフィルターにして下さい

 

６，【まとめ】

これからリビングなどの200V機種を購入される方は、

自動お掃除機能が搭載されているエアコンになってしまう事が多いと思います

実はダイキンのEシリーズや、リソラシリーズなど

探せば故障率の低いノーマルフィルターの機種が沢山あります！が物凄く種類が少ないんです

機種選びでお困りでしたら、ご相談のお電話をお気軽にどうぞ♪