大津市M様施工事例|室内機側の冷媒漏れが原因、ガスチャージ完了です!
2025/10/31
2025年7月24日(木)
滋賀県大津市南小松(読み:おおつしみなみこまつ)のM様の御依頼です
お客様別荘でのエアコンガスチャージでお伺いいたしました
当店からですと、ほど高島市になる大津市最北エリアになります
『メーカーによる調査済で、室外機の接続部分からのガス漏れ』
と聞いていたので楽勝モードでしたが・・・
詳しくはブログで紹介していきましょう!
1 冷媒漏れは室外機接続部分と聞いていました
当初のお問い合わせ時に、M様から、
『この前メーカーのサービスに来てもらいまして、冷媒漏れは室外機の2分側と聞いています』との事
僕も『そこまで判明しているなら、簡単に直りそうですねっ♪』
と心のどこかで楽勝モードだったのです・・・
1.1 配管ルートへ与圧を掛け冷媒漏れ箇所の確認
先ずはメーカーサービス様の回答の答え合わせです
配管ルートへ与圧を掛けて、冷媒漏れ箇所の再確認です(←ここ大事)
漏れ箇所の特定に冷媒漏れ検知器TASCO:TA430FRを使用します
感度を低く設定すると見過ごす事もあるので、
ターボ感度1g/年に設定します
電源ON後は約20秒くらいのキャリブレーションタイム
漏れ箇所が室外機2分側とお聴きしているので、センサーを近づけると
盛大にピーピー鳴りまくりランプピカピカで、液晶表示もMAXです
お客様にも立ち会っていただいているので、ここで間違いないですね!
と双方で確認をいたしました
1.2 室外機2分側のフレア切り直し
原因が分かれば作業あるのみです!
室外機のフレア部分を確認すると、フレア外径が少し小さいです(画像1枚目)
こんな地上の仕事がしやすい場所でこの仕上がりなので、
少し心配になり3分側も新規でフレアを切り直しました
真空引きでも-0.1Mpaまで引け、問題がなさそうです♪
冷媒を規定量チャージしてもう少しの作業です
1.3 冷媒漏れ検知でまだMAX値!!!
作業完了後は、念のために冷媒漏れ検知器で接続箇所を確認いたします
しかし!冷媒漏れ検知はいまだMAXの値!!!
お客様も一緒に見ておられて、何で???な表情でしたが、
僕は『室内機接続部分かもしれませんね、このエアコンどちらの工事業者様が?』
とお聴きすると『知り合いの者にお願いしました』との事です、
今回に限らず『知り合いの工事』で良い思い出が無いのですよ・・・
お客様には、メーカーサービス様の指摘されていました部分を直しても冷媒漏れを検知するのは、
室内機側へと繋がっている銅管と、周りの断熱材の隙間からの冷媒漏れで、
つまり室内機側の接続部分からの漏れだと思います!
と説明後、室内機をバラして2分3分の両方ともフレア切り直しです(画像2枚目)
2 配管ルート修理後に、ガスチャージ完了
これで室内機&室外機側の全てのフレアの修理完了!
もう一度仕切り直して真空引きからです
今回も問題なく-0.1Mpaまで引ける事を確認後、
規定量の600gをチャージして、試運転開始!
再度、冷媒漏れ検知器で調査しますがもう大丈夫です(*^^)v
フレアを切り直す前に(一回目)なぜ真空引きが出来たかと言いますと、
配管ルート内部を負圧(マイナス)にすると、ジョイント部分は吸着する方へ押し付けれます
真空計では一見問題が無いように見えます
しかし一旦ガスルート内に、冷媒ガスが充填されると正圧(プラス)が掛かり冷媒漏れを起こす訳です
これが今回の冷媒漏れの原因ですね、しかも室内側ジョイント部分の漏れが、
断熱材の隙間を経由して室外機ジョイント部分での漏れ検知!
ハマる要素満開です(笑)
お客様は、自動車販売会社の社長様でして、
修理工事を一部始終見ていただき、えらく僕の作業と冷媒漏れ検知器を気に入っていただけました
今回のように、メーカーサービスの判断を潜り抜けるような不具合も沢山直してきております
エアコンガスチャージの御依頼は、御気軽にお問合せしてみてくださいねっ(^^♪
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廣田電気
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