廻縁からの据付スペースが確保不可|壁穴拡大して工事完了です♪
2023/05/20
賃貸アパートの空き部屋へ
新規エアコン取り付けにお伺いいたしました♪
ぱっと見た感じで、廻縁から⇔壁穴下側の距離が短く見えたので採寸開始!
やはり据付スペースが確保出来ませんでしたが、
今回支給品のエアコンを無事に取り付けるように説明いたします♪
1 廻縁とは?
『まわりぶち』と読みます
廻縁は『天井と⇔壁の境界線に取り付けてある木材を指します』
役割としては施工上どうしても出来てしまう隙間を埋める化粧材になります(画像一枚目の木材の部分)
2 据付スペースとは?
室内機の本体寸法(縦x横)+メンテナンススペース(上下左右50mm確保)を足した数値が、
エアコン室内機を取り付けるための据付スペースとなります!
特に室内機の上面と⇔天井の隙間は、施工上の“掛け代”になるので、
隙間が無いと室内機を背板に掛ける(固定する)事が出来ません!
※廻縁は出っ張っていて室内機を掛ける際の邪魔になります!
3 壁穴拡大開始!
廻縁は、壁面よりも出っ張っているので障害物となります!
何も出っ張りの無い平らな壁面を据付スペースとすると、
廻縁の下側から⇔既設の壁穴の下側が、実測値290mmとなります(画像二枚目)
支給品のエアコンは、室内機の縦寸法が295mmだったので、
室内機295mm+天井側メンテスペース50mm=345mmが必要な据付スペースとなります
壁穴拡大前の据付スペースは290mmなので、計算上55mmの壁穴拡大が必要になりますが、
室内機を取り付けた際に、壁穴拡大の部分が見えると見た目がよろしくないので、
実施の壁穴拡大は、下側に40mmです
外壁もそれに合わせて40mm下げ、排水の勾配を確保していきます!(←ここ重要)
完成してしまえば何も苦労が分からないですが、
室内機と天井の隙間は65mm程確保しております(画像一枚目)
屋内側の壁穴拡大部分は室内機で隠れます、
屋外側は壁穴に合わせて、化粧カバーを加工済で、
完成すれば誰も気が付かないですよ(*^^)v
実はこのパターン、アパートや戸建住宅でよくあるんです!
慣れているのでサクサク作業していますが、
追加工事費用に繋がる作業ですので、
エアコン入替の際は古い室内機の縦寸法の確認は必ず行った方が良いですよ!
ほとんどの場合何とかしますので、お困りのお客様は当店へ御相談してみてくださいねっ♪
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廣田電気
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