エアコンの穴がない賃貸物件でも窓貫通パネルがあれば現状回復は簡単です♪
2024/01/26
2024年1月26日(金)
当店で一番のリピーターS様からのご依頼で、
エアコン取り付け工事にお伺いいたしました!
『賃貸物件なので現状回復しやすいように、
物件に壁穴をあけないで欲しいです!』
のご相談で、
『それなら窓貫通パネルというアイテムがありますよ♪』
っとご説明!
詳しくブログで紹介していきましょう!
1 賃貸物件の現状回復とは?
不動産賃貸物件で注意したい項目の一つに、
『現状回復』というものがあります
入居時に支払う敷金や保証金がありますが、
これらの意味は、入居者が損傷や汚したりした部屋の現状回復をするための費用として、大家さんが事前に預かるお金となります
大家さんは事前に敷金や保証金を預かっておく事で、
賃貸の滞納リスクを担保できるわけです
何かとトラブルが絶えない現状回復のため、
1998年に国土交通省が『現状回復をめぐるトラブルとガイドライン』を公表いたしました
内容は
『賃借人の居住、W使用により発生した建物価値の減少のうち、
賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損傷・毀損を修復すること』
と定義されています
勘違いが多いのですが、『現状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻す事ではない』と明確化されています
借主には一般的に現状回復の義務がありますが、
内容次第では貸主負担になる事もあります
1.1 現状回復の借主の負担範囲
借主が生活するお部屋になるので、生活によって発生した汚れや傷は借主に現状復帰の義務があります
・水回りで発生したカビや水あか
・フロアこぼした食料品のシミ
・物をぶつけて壁紙が破れた
・タバコのヤニによる汚れ
1.2 現状回復に貸主の負担範囲
貸主が負担する現状復帰は、経年劣化や通常摩耗と判断される範囲となります
・床やクロスの退色
・経年劣化による破損
・家具などによって出来たフロアの凹み
・画鋲で出来た穴
2 エアコン用の穴がなくても窓貫通パネルの使用で、簡単に現状回復♪
今回のご依頼主であるS様からは、
『かなり古い物件なので、壁に穴をあけずにエアコンを取り付けてください』
とお願いをされています
物件の画像をLINEで見せていただいた時に、ベランダに繋がる窓の上に『小窓』を見つけたので、
『窓貫通パネルで、ご希望の施工をさせていただきます♪』
と工事を承りました!
2.1 窓貫通パネルって何?
『窓を少し開いた状態で挟み込む金属製の板』になります(画像1枚目)
見た通り壁に貫通穴をあけなくても、エアコンの取り付けが可能なエアコン部材になります
2.2 窓貫通パネルの製品詳細
メーカー:日晴金属株式会社
名称:クーラーキャッチャー/フリーパネル
型式:C-MP4-S(Sサイズ)
材質:アルミニウム
仕上げ:アルマイト処理(色:シルバー)
重量:0.5kg(包装重量)
外形寸法:縦280mm~380mm(窓の適合高さ)x81mm
付属品:補助錠・サイドパッキン・窓パッキン
注意:防犯が不十分な場所では使用しないでください
3 窓貫通パネルを使用したエアコン工事詳細
3.1 窓貫通パネルの種類は?
今回のネックになる作業は、窓貫通パネルの施工になります
サッシの高さが290mmなので、使用したC-MP4-SのSサイズに適合いたします♪
同じように窓の高さに対して、S・M・Lサイズがありますので、
同様の施工が可能になります
アルミパネルさえ付いてしまえば、後は通常のエアコン取り付けになります♪
窓に挟み込むようパネルが付くので、鍵が掛けれなくなるのですが、
補助錠があるので余程の事が無ければ、防犯上の心配はないでしょう
3.2 現状復帰は窓貫通パネルを外すだけ♪
現状回復においても、エアコン撤去時に窓貫通パネルを外すだけです!
とっても簡単に元通りに出来ますよ♪
今回のブログのように『壁に穴をあけれないんですけど・・・』
でお困りの方は、御気軽にお電話してみてくださいねっ♪
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