隠蔽配管のエアコン取り付け|メリットとデメリット
2023/08/30
隠蔽配管へのエアコン取り付け工事のご質問やご相談!
御新築や既設住宅を問わずは当店のお問い合わせでよくあるお問い合わせになります
詳しくブログで紹介していきましょう♪
1 隠蔽配管のエアコン取り付け(室内機側&壁中編)
画像の例を見ながらの説明が分かりやすいと思います
新築のころから一度もエアコンの取り付けた事がないお部屋へになります
室内機の設置個所には、壁から『2分3分配管・電線・ドレンホース』が出ており、
隠蔽配管に対応出来るよう壁内部に『先行配管』が施工されています
すぐ真下には、100V(ボルト)20A(アンペア)のエアコン専用コンセントがあります(画像1枚目)
1.1 壁の中への先行配管とは?
通常のエアコン工事は、壁一枚を挟んだ屋外側へ壁穴が貫通しております!
室内機側と⇔室外機側を繋ぐ非常にシンプルな構成となるのですが、
今回のような隠蔽配管は、室内機の取り付面が外壁と面していない所となるため、
『壁の中にガス管・電線・ドレンホースを、石膏ボードを張る前に施工する事を先行配管』
と呼んでいます
1.2 隠蔽配管のメリット
・壁穴を貫通配管する通常工事ですと、どうしても外壁に面している室内機位置となりますが、
隠蔽配管のメリットは、お部屋の間取りに対して、室内機の設置位置の自由度が挙げられます
極端な場合ですと、家の中心で外壁に面していない場所にも室内機を設置する事も可能な訳です!
・例えば戸建3階ベランダ無しのお部屋で⇔室外機は地上の場合、
配管を家屋外壁へ施工する必要が無いので、高所作業無しでエアコン取り付けが可能になります
戸建2階であっても、高所作業の必要が無くなるので、大きなメリットとなります
1.3 隠蔽配管のデメリット
・エアコンの室内機と室外機の間には、
ガス管(ペアコイル)や電線、排水ドレンで繋ぐ必要がありますが、
『隠蔽配管はレイアウト上、それらは壁の中や床下へ隠蔽して施工されています』
つまり、もし何らかのトラブルで、壁内部の先行配管類の交換などが必要な場合、
壁を壊して内部にアクセスする必要があります!
リフォーム絡みの工事となるので、工事費用は大変高額となります
・冷房時には、室内機から大量に結露水が発生いたしますが、壁の内部のドレン管に排水する事になります
ちゃんと流れている分には問題ありませんが、排水経路の詰まりがあったり、
ドレン管の断熱処理が甘かったりすると、壁の内部が高湿度となりカビなどの温床となります!
壁の中だけに、普段の生活では気が付くことがなく、
気が付く頃には大惨事になるケースが御座います
2 隠蔽配管のエアコン取り付け(屋外編)
2.1 屋外側を隠蔽配管にするメリット
屋外側は通常工事のように外壁に沿わす配管とは異なり、
壁の内部に配管を通すことにより露出面積を極端に少なくすることが出来る工法となります
今回の例に挙げた工事のように、室内機の配管ジョイント部分と⇔壁からの配管は、
僅か30cm程になります
戸建の外観にこだわりのある方には、おすすめの施工方法となります
2.2 屋外側を隠蔽配管にするデメリット
外壁から⇒室外機までの配管が何らかの外的要因で折れてしまいますと、もう何も出来なくなります!
『そんな事無いよね?』
と思われる方もおられるでしょうが、外壁リフォーム時に、室外機を一時的に取り外せても、
壁からの配管は飛び出ています!
足場などで、その配管が邪魔になった時に『邪魔だな!』
っとグイっと折れる勢いで曲げられたら、配管は基礎や壁から飛び出ているので、
何も出来ず積んでしまいます
3 『隠蔽配管です』と言うだけで工事を断られる事も!
戸建orマンションに限らず『隠蔽配管の工事』と言うだけでエアコン入替や新規工事を断られる事が多いです!
特に前半でお話したような、壁の中へ配管類が通してある特性上、
後々のガス漏れ&水漏れのリスクから、承ってくれるエアコン工事屋さんが少ないのだと思います
他店で断られた隠蔽配管でお困りのお客様は、お気軽にお問い合わせくださいねっ♪
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