エアコン取り付けは最初の設計が大事です！｜注意事項！

１【エアコン取り付けは最初の設計が大事です！】

これは戸建・アパート・マンション・ハイツを問いません！

エアコンと言う家電製品＝工業製品の物理的サイズを考えて、

エアコン設置個所の設計をする事が重要になってきます

 

エアコンの寿命なんてたかが１０年ほどなので、

今後の入替の事も踏まえた設計をしないといけません

当たり前ですよね？？

 

しかし残念ながら、熟練のエアコン屋がかなり頑張らないと、

取り付けもままならない新築物件が数多くあります！

しかも時間が掛かる難工事ほど、人員と工数が増えるので高額です！

 

ではどのような設計だと、スムーズにエアコン取り付けが完了出来るのか？

解説して行きたいと思います

 

２【エアコ取り付けに必要な条件は？】

余り知られていませんが、エアコン取り付けに関して、

室内機の周りの隙間であったり・配管長の限界長さ・室外機周りの隙間などを、どうすべきか？

を完璧に記載する情報は、

購入されるエアコンメーカーホームページ＞機種名＞据付説明書＞PDFダウンロードで確認をとれます

 

３【戸建てを購入されたお客様からよく言われるご質問】

3.1　お客様『そこにエアコンが付く設計だから、筋交いなんて入っていませんよ』

⇒実際に筋交いが入っている事が多いです

3.2　お客様『エアコンが付く部屋には、壁の配管穴は開いているから簡単ですよ』

⇒簡単ではありません！せっかくの御新築ですが、メーカーが設計時に想定している壁の穴はその位置ではありません

3.3　お客様『２階へのハシゴ作業ですが、隣から掛ければ大丈夫ですよ』

⇒そこはお隣様の土地になります、今は関係が良好でもイナバの物置を置かれても知りませんよ

※また思い出したら追記いたします

 

たまに新築を半年後に建てるので、平面図の確認をお願いしても良いですか？

とPDFファイルをいただく事もあり、

お電話で対応もさせていただく事も多いのですが、

当店から『ここは〇〇に変更した方が良いですね』のアドバイスに、

『そこはもう決まった設計なので変更出来ないんです』

と言われる事がめちゃくちゃ多いです（笑）

 

本当は『角が立つ』『難癖をつける』と思われてもしょうがないアドバイスになるので、

大変言い難い事をお話する事になるのですが、

何のための建設前のご相談なのでしょうか？

もう平面図でのアドバイスは無料でするのを止めようかと思っています

 

４【これが取り付け神設計】

今回の画像での施工事例は、本当に良い見本みたいな完璧な設計です

何が神設計なのか以下の通りです

 

・室内機に対しての壁の穴は左後ろで、配管が屋内から見えないです

⇒賃貸・分譲・持ち家に関わらず綺麗に仕上げたいですよね？

・コンセントも室内機に対して直ぐ下に設置、もしもの故障でも交換が簡単

⇒最近天井コンセントが多いですが、交換の時どうするんですかね？

・アパートの正面なので、配管はカバー内に収められる

⇒配管カバーは再利用可能ですし、投資は最初のみです
・室外機を隠すように植え込みが無い

⇒お洒落を謳って植え込みが室外機周りに多い物件は、冷暖房効率が落ち、伸びてきた枝などでトラブルが増えます

 

今回はエアコン取り付けには、いかに１番最初の設計が大事なのか？！

のお話でした

本当にエアコン取り付けの後々の事を考えたお客様のみ、ご相談にのらせていただいております

※いまのところ無料ですよ