クローゼットを貫通配管の施工事例|排水は大切な工事項目です!
2023/05/18
2023年5月18日(木)
滋賀県大津市大萱(読み:おおつしおおがや)のA様邸ご新築へ
新規エアコン取り付け工事にお伺いいたしました
※全部で2台口になります
ご近所様ですので、事前に現場調査も行っております
1 クローゼットの貫通配管です!
2階洋室へのエアコン取り付けのご紹介になります
室内機の設置個所は、クローゼット扉の真上に設置になります
そこからφ65の開口後⇒クローゼット内部へ配管を引き込み、
更に屋外へ配管を貫通して工事を進めて行きます
空間の有効利用で、当店でよくある得意な工事になります♪
2 クローゼット内部での排水漏れに注意!
冷房運転時には、室内機から発生した排水が流れます!
通常の工事だと、室内機から⇒壁厚み15cmほどを貫通配管⇒屋外でしたら、
壁厚みの分だけの下り勾配を考えればいいのですが、
今回はクローゼットの内部を横断する様に貫通配管が施工されるので、
排水のための下り勾配が必要になります!
途中で排水漏れがあったりしたら、クローゼット内部なので、
お客様の大切な洋服にカビが生えたり、水溜まりが出来たりすると大変な事になります!
時間を掛けた丁寧な施工は必須です
3 排水は上には流れません!
昔、某量販店時代のお偉い方が(←名前も知ってるけど)
『エアコンの排水は、水平でも水が押すからなっ!』
と言ってました!
そんな好き勝手な能書きを垂れても、実際に室内機から排水が溢れた際は、
立場の弱い工事者達のせいにされるんですから黙ってろ!
と言わんばかりに、
『僕が水なら無理ですわ!』と答えた事があります(笑)
具体的にどのくらいの下り勾配があれば安心かと言いますと、
【20:1の比率で下り勾配が必要になってきます!】
長さ20cmに対して⇔高低差1cmです
もっと距離がある今回のクローゼットの貫通配管を例に挙げますと
【長さ120cmに対して⇔高低差6cmの下り勾配が必要となります】
計算上は6cm勾配ですが、実際は10cm勾配になっています♪
排水にはある程度の流体速度が重要になってきます!
よく見ると、何となく勾配が付いている状態ですと、
排水トラップが数か所出来ますし、排水の流体速度が確保出来ません!
流体速度があると、ヘドロ状のゴミも溜まりにくいですよ
4 排水トラップとは?
洗面所の下にある露出配管が、
一旦下に下がってから⇒Uターンして上に曲り⇒またUターンして下に曲がった配管の
あの部分が“配管トラップ”になります!
洗面所の配管トラップは、下水からの臭いが生活空間に上がって来ないように作られた
排水を溜めて、臭いの栓をする役割になります
エアコンの排水トラップは、ゴミが詰まる原因にもなります!
5 クローゼット配管のエアコン工事はお任せ♪
最近よくあるクローゼットの貫通配管や、お隣の部屋を貫通する工事は、
経験豊富な当店へお任せ下さい♪
途中で排水漏れを起こすような工事だと、大切な家財を守れませんよ!
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廣田電気
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