冷媒ガスが入っていない！｜引越しに伴う外し作業は自称エアコン屋にご用心！

昨日のエアコン取り付け時に起こったトラブルです

真空引きをしようと、真空ポンプを接続していくと、

液側＆ガス側のバルブが両方とも閉まっていない！！！(←冷媒回収出来てない)

マジか！！！

詳しくブログで紹介していきましょう

 

2023/09/06のブログはこちらです

 

１【引越しに伴う外しは、冷媒ガスをポンプダウンします！】

今回のお客様は『知り合いの紹介で、エアコン屋さんに外し作業をしてもらいました』との事、

当店からも、あれが悪いこれが悪いと難癖付けるのも悪いので、

室内機や室外機の配管接続部分を指差し、

『こういった所にゴミや虫が入らないように、普通テープやキャップをするんですよ』

とお話しておりましたが、室外機への冷媒ガスが全く回収されていないのには驚きました！

 

最近はyoutubeを見ながら１０分掛けてポンプダウンをした！

とかたまに聞くのですが、そんな可愛い失敗では無くて(←それもアカンけど)

冷媒ガス“ゼロ”ですよ(;^_^A

 

こちらは引越しでエアコンを取り外す際のポンプダウンのブログです

 

２【自称エアコン屋の失敗点】

今回のエアコン工事での不具合をアップすると・・・

・冷媒ガスのポンプダウンが出来ていないので、ガス残量ゼロ

・配管接続部分への異物混入対策がされていない(テープやキャップ)

・室内機は養生無しで傷まみれ＆汚れ

 

本当に酷い状態です・・・

工具が使える素人が、ただ単に外しただけの状態でした！

しかももう一台別のエアコンも、

以前のご住所でも効きが悪いからメーカーに来ていただいたそうです！

『えっ？ひょっとして取り付けも今回のエアコン屋さんですか？？』

と確認をさせていただいたら『そうです』との事

 

３【冷媒ガスを550ｇチャージ完了です！】

お客様へは現状ガスが無い事をお伝えしてから、

冷媒ガスのチャージをする準備開始！

実は工事車輛には、冷媒ガスは常備していませんので、自宅へ取りに帰りました

 

室外機の側面ラベルで冷媒の種類と封入量を確認(画像２枚目)

冷媒：R32

封入量：550ｇ

 

ボンベから⇒エアコンへ注入した冷媒ガスの量は、

ボンベ下側に設置したチャージングスケール(マイナス量り)で550ｇを表示しております(画像３枚目)

今回冷媒ガスのチャージは、取り付けと同時作業だったので、

R32規定量チャージ：￥19800(税込)⇒￥18000(税込)となりました

 

引越しに伴う、既設エアコン外しで、

費用を抑えたい気持ちは分かりますが、

知り合いや友達経由の自称エアコン屋や、

『昔エアコン屋でバイトしていた』などには充分注意が必要です！

ちゃんと外しが出来ていれば、ガスチャージは不要な工賃ですよ！