構造図面無しの壁穴開口と１年保管のエアコン取り付け！動くのか？

ご近所からのお問い合わせで即日現場調査にお伺いいたしました

エアコンの取り付けは、戸建１０年目くらいらしいのですが、

『貸家のため構造図面は無いかもしれません』との事

エアコンはC社の2017年式をお持ちですが、

5年程使用したあと１年保管してあったようです

ブログで詳しく書いていきましょう！

 

１【構造図面があると壁穴明けが安心です】

工事当日に『やっぱり構造図面はありませんでした』と言われ諦めがつきました（笑）

『まぁエアコン専用回路はありますし、エアコンを付ける前提で設計されていると思うので♪』と説明はいたしますが、

『構造図面があっても、壁穴明けは上手く行かない事もあるんですよ』と心の中で呟きます

 

とりあえず室内機の下面を天井から360ｍｍに設定して、

φ65mmの穴位置を探って行きます！

木造建築の在来工法なので、窓枠の直ぐ横には柱が通っています

柱の位置や、筋交いが通っているとしたらこの辺りだなと消去法で割り出して行きます

具体的な方法は、余り手の内を明かしたくないので割愛させていただきます

 

壁穴の位置は室内機の右後ろに決めコアドリルで開口します

柱などの構造物を避け、足元のコンセントの電線も通っているので、

慎重に開口完了！(画像２枚目)

ぶっちゃけエアコンよりも壁穴明けが神経使うんですよ！

綺麗に開口出来たので、スリーブ通してエアコン取り付け開始です♪

 

２【１年保管のエアコン依頼はよくあります】

当店へのご依頼で『うちに保管してあるエアコンを付けて欲しいんですけど』

と言う依頼はかなり多いです

『別の場所から持って来たエアコンで、３日前まで動いていていました』

なら当店も喜んで工事を承ります♪

 

・『１年保管していました』と言われると、

『失礼な事を言うかもしれませんが、そのエアコン動きますかね？』となります

・『全然使っていないから新品みたいな物です』その考え方が実は楽観的でして

『１年も動いていない物が、動きますかね？』と必ず工事前の打ち合わせで説明をさせていただいております

 

最終的にはお客様に、長期保管のリスクを説明完了したのちに、

それでも宜しければ新品エアコンと変わらない工程で、丁寧にエアコン工事を承ります！

 

確率の問題ですが、１年保管のエアコンは動作しない事が多いので、

諄いようですが必ず同じような説明をさせていただいておいります

 

３【エアコン取り付け完了です♪】

構造図面無しでの壁穴明けも無事に完了して、C社の１年保管のエアコンの動作も完璧に完了いたしました♪

古くなった家電製品は、いつまでも動くとは限らないのでリスクの御説明になりました！

もちろんリスクを理解されれば、大抵の工事は承ります宜しくお願いいたします